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未来を拓く化学 ~分子設計、超分子、ナノテクノロジー、そしてその先にあるもの~

未来を拓く化学 ~分子設計、超分子、ナノテクノロジー、そしてその先にあるもの~

ISBN4-900830-91-7

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発行所:(株)エヌ・ティー・エス
◆ 書籍概要 ◆
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原書
『Chemistry at the Beginning of the Third Millennium:
Molecular Design, Supramolecules, Nanotechnology and Beyond』(2000年)
Springer Verlag(独)
1999年10月開催Coimbra大学グループドイツ・イタリア会講演録
原書著者
Luigi Fabbrizzi/Antonio Poggi

ヨーロッパ37大学の連携・Coimbraグループによる学術会議(1999年開催)の講義録を邦訳。今後1000年間における化学の方向性を「分子」をキーワードに論じる。これからの研究・開発のヒントとトピックスを豊富に揃えた書籍。

2001年12月15日
本体27,800円+税
352頁
B5判 上製
ISBN4-900830-91-7

【翻訳】
廣瀬 千秋
東京工業大学名誉教授
【監訳】
遠藤  剛
山形大学工学部教授・東京工業大学名誉教授

■主な目次
第1章 ボトムアップ方式によるナノテクノロジーへのアプローチ―機能分子で構築した超分子
第2章 有機金属化学と理論計算に立脚した触媒設計―ルテニウムを用いた新規の超高効率な単一サイト均一ROMP触媒
第3章 強制的配位構造―前組織化、触媒作用、その先にあるもの
第4章 デザインされた遷移金属イオン錯体が示す超分子機能
第5章 光誘起電子移動―有機合成における展望
第6章 大環状[N₄²⁻]および鎖状[N₂O₂²⁻]シッフ塩基配位子による「生体からやってきた」金属錯体
  ―ポルフィリンとサリチルアルジミンを結ぶ関係
第7章 ジアステレオ面選択特性に対する温度および溶媒の影響
第8章 材料の生物的達成機能
第9章 化学者から見た酸化物超伝導体
第10章 [Niᴵᴵ(cyclam)]²⁺フラグメントを利用した分子スイッチ
第11章 有機単分子膜のタンパク質吸着に対する耐性を左右する膜分子の立体配座
第12章 メタロフラーレン分子の電気化学的側面と構造的側面
第13章 新規ポリオキソメタレートと配位ポリマー
第14章 代謝プロセスのキネティックス―モデリングによる解釈
第15章 デル液晶のコンピュータシミュレーションと分子設計

◆ 詳細目次 ◆
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(詳細目次)未来を拓く化学 ~分子設計、超分子、ナノテクノロジー、そしてその先にあるもの~
●翻訳にあたって
●序言
第1章 ボトムアップ方式によるナノテクノロジーへのアプローチ―機能分子で構築した超分子
1 はじめに
2 分子ワイヤ(分子電線)
3 分子スイッチ
4 分子アンテナ
5 分子プラグソケットおよび分岐システム
6 論理演算用ゲート素子
7 分子メモリー
8 光駆動ピストン
9 分子そろばん
10 カテナンリングの回転運動∴
11 デンドリマー箱の光開閉
12 おわりに

第2章 有機金属化学と理論計算に立脚した触媒設計
  ― ルテニウムを用いた新規の超高効率な単一サイト均一ROMP触媒
1 はじめに
2 Grubbsタイプカルベン錯体によるオレフィンメタセシスの機構
2.1 実験と理論計算
2.2 アニオニックな配位子の解離とホスフィンの解離
3 cis-ホスフィンの立体化学を利用した新規Grubbsタイプメタセシス触媒
3.1 カルベン前駆体の合成
3.2 有望なRuヒドリド前駆体の探索
3.3 cis-Ruカルベン錯体の合成と構造
3.4 cis-ホスフィン配位子およびtrans-ホスフィン配位子を持つRu-カルベン体の電子構造:モデル化合物の量子化学計算
4 Ru-カルベンカチオン錯体
4.1 新規のRuᴵᴵ-カルベンカチオン錯体の合成と構造
4.2 Ru-カルベンカチオン錯体の触媒活性
4.3 Ru-カルベンカチオン錯体のモデル化合物に対する量子化学計算
5 コメントおよび結論
強制的配位構造―前組織化、触媒作用、その先にあるもの
1 はじめに
2 配位子場および還元電位のチューニング
3 Cu(I/II) システムを使った可逆的な酸素結合,酸素活性化,酸化の触媒

第4章 デザインされた遷移金属イオン錯体が示す過分子機能
1 はじめに
2 レセプターシステムと凝集体システム
3 超分子システムとその機能のもとになる遷移金属配位子錯体形成
4 反応性と触媒活性
5 転座(トランスロケーション)
6 化学センサ
7 おわりに

第5章 光誘起電子移動―有機合成における展望
1 光化学反応
1.1 励起状態の化学反応性
1.2 励起状態における酸化還元プロセス
2 有機化学における酸化還元過程と無機化学における酸化還元過程
3 励起された有機分子が関与する酸化還元過程
4 光化学によるラジカルイオンの生成
5 光誘起電子移動を介した有機合成
5.1 方法の特徴
5.2 応用
6 おわりに

第6章 大環状[N₄²⁻]および鎖状[N₂O₂²⁻]シッフ塩基配位子による「生体からやってきた」金属錯体
  ―ポルフィリンとサリチルアルジミンを結ぶ関係
1 生物触媒の活性サイトである大環状金属錯体―第3ミレニアムにおける化学への挑戦
2 生体モデルでの知見をもとにデザインされた合成錯体
2.1 ポルフィリンとサリチルアルジミン
2.2 大環状イミノエナミンの錯体と鎖状オキソエナミンの錯体
3 触媒実験の結果
3.1 ジオキシゲンの活性化
3.2 エレクトロ触媒反応による二酸化炭素の還元的カップリング
4 配位不飽和金属による配位子効果のプローブ
4.1 平面形ニッケル錯体
4.2 5配位有機コバルト錯体l
5 へミン類似大環状配位子の環境下に置かれた鉄(III)の化学
5.1 5配位中性錯体における不均一配位子交換
5.2 “構造の模倣”
5.3 アキシアル配位子の分光化学:CTバンドのシリーズ
5.4 八面体誘導体のアキシアル配位子の置換―“プッシュプル”効果の定量化
6 鉄錯体の構造および磁性
6.1 分子構造とスピン状態
6.2 分子間相互作用と共働性

第7章 ジアステレオ面選択特性に対する温度および溶媒の影響

第8章 材料の生物学的機能
1 生体適合性へのアプローチ:一般的考察
2 “生物学的機能”の概念
3 材料の生物学的機能を改善するいくつかのアプローチ
3.1 表面の改質
3.2 化学からのチャレンジ
4 表面分析
5 表面修飾の空間的コントロール:マイクロパターン化およびナノパターン化した表面による細胞特性への作用
6 生物的相互作用のデザイン:表面の精密加工

第9章 化学者から見た酸化物超伝導体
1 はじめに
2 構造と物性の相関
3 合成

第10章 [Niᴵᴵ(cyclam)]²⁺フラグメントを利用した分子スイッチフラグメントを利用した分子スイッチ
1 分子スイッチのデザイン
2 多機能コントロールユニット:[Niᴵᴵ(cyclam)]²⁺+
3 蛍光の酸化還元スイッチ
4 蛍光性の分子温度計
5 [Niᴵᴵ(cyclam)]²⁺+および[Niᴵᴵᴵ(cyclam)]³⁺+を用いた陰イオンのトランスロケーション(転座)
6 おわりに

第11章 有機単分子膜のタンパク質吸着に対する耐性を左右する膜分子の立体配座
1 はじめに
2 実験的研究
3 タンパクの吸着
4 計算による研究
5 タンパクの吸着挙動を説明するモデル
6 SAMの構造に対する外部電場の影響
7 おわりに

第12章 メタロフラーレン分子の電気化学的側面と構造的側面
1 エキソヘドラルメタロフラーレン
2 エンドヘドラルメタロフラーレン

第13章 新規ポリオキソメタレートと配位ポリマー
1 ポリオキソメタレート
1.1 はじめに
1.2 [Te₆Mo₁₂O₆₀]¹²⁻と[Se₂MoO₈]²ⁿ⁻
1.3 [XYnMo₆O₂₁+₄n(OH)₆₋₂n]⁸⁻(X=Seᴵⱽ, Y=Sᴵⱽ, Seⱽᴵ)および関連物質
2 配位ポリマー
2.1 はじめに
2.2 一次元的に無限につながった配位ポリマー
2.3 二次元的に無限につながった配位ポリマー
2.4 三次元的に無限につながった配位ポリマー

第14章 代謝プロセスのキネティックス―モデリングによる解釈
1 はじめに
2 方法
2.1 スペクトル測定
2.2 バクテリアおよび酵母の培養
2.3 数学的解析
2.4 生体システムにおけるコンパートメント形(compartmental)モデル
2.5 エネルギーシステムのダイヤグラム
3 代謝のモデル化
3.1 K. planticolaによるキシロースの分解
3.2 K. planticolaによるグルコースおよびキシロースの同時分解
3.3 酵母によるグルコースの代謝
4 おわりに

第15章 モデル液晶のコンピュータシミュレーションと分子設計
1 メソゲン分子のモデル
2 Gay-Berneポテンシャル
2.1 双極子システム
2.2 ディスク形システム
3 おわりに
●索引



◆ 執筆者一覧 ◆
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(著者紹介)未来を拓く化学 ~分子設計、超分子、ナノテクノロジー、そしてその先にあるもの~
翻訳
廣瀬 千秋
東京工業大学名誉教授
監訳
遠藤  剛
山形大学工学部教授・東京工業大学名誉教授
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